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いくつかご紹介します
たったひとりでボンジュール

旺文社文庫

たったひとりでボンジュール

レストラン ル・カメリア〝留学〟記

ただ、がむしゃらに、突っ走ってきたこの十年間――――
あとをふり返り反省するおりも、立ち止まって過ぎ去った日々への感慨を持つ心のゆとりさえもなかった毎日でした。雑然と手のつけようもないくらい散らかってしまった思い出の宝石箱の中を、一つ一つ整理してゆくうち、私はフランスで過ごした自分の青春の日々の眩しさに打ちのめされ、一時、出版は途中で打ち切ってしまおうと思ったこともありました。しかし高価な宝石のような思い出から、海辺で拾ったなつかしい桜貝や石ころのような思い出まで、すべての整理が終わったとき、私はなぜか満足感でいっぱいでした。

島 静代

<あとがきより抜粋>

南仏料理 至極のレシピ集

日本文芸社

南仏料理 至極のレシピ集

おいしい味を観る、作る、味わう!

<プロヴァンス料理とは>

プロヴァンスはミディ・プロヴァンス(地中海東部)とコート・ダジュール・プロヴァンス(地中海沿岸)に、大きく分けられる。両者ともすぐに浮かぶのは、見渡す限りのブドウ畑、咲き乱れる花々、野生の香草群…。太陽と美食の故郷であること。

豊かな大地、紺碧の地中海から生まれる食材の多さは、すべての人々を魅了してやまない。

プロヴァンス料理に不可欠なもの、それは、ニンニク、オリーブ(油)、ハーブ(香草)である。

ニンニクは昔から“神の香辛料”とか“人類の友” “貧者の薬”といわれ、オリーブはプロヴァンス地方の歴史とともに伝説もあり、多くの精油所の遺跡が残っている。

香草は自然に自生したものがこの大地にあり、プロヴァンスの人たちの“満ちたりた生き方”には欠かせない。

この三大食材は、シンプルさを基本とするこの地方の料理を代表しているといえる。

<本文より抜粋>

お菓子づくりの本

婦人生活社

やさしくたのしい お菓子づくりの本

手づくりのフランス菓子特集

<お菓子作り—オーブンなしでもフランスの味>

ちょっとねむい日曜日の午前9時。

ベッドの中でぼんやり考える。

「きょうは何をしようかな」

そんな日曜日には

お菓子作りなんてどうでしょう。

これはあなたのために贈る、

イラストがいっぱいのった、

フランス仕込みのお菓子の本です。

さあ、フライパン片手にシャンソン唄いながら

クレープでも焼いてみませんか。

<本文より抜粋>

糖尿病のためのプロヴァンス風低カロリーレシピ

アーティストハウス

糖尿病のためのプロヴァンス風低カロリーレシピ

糖尿病でも、美食は許されます。

<糖尿病でも、身近な食材で簡単美食>

糖尿病だから

粗食にしなければならないということはありません。

皆さんにも食べる喜び、

食材を生かした料理を創造する

楽しみを見つけてほしいのです。

島 静代

南フランス家庭料理

主婦の友社

ハーブでおいしく 南フランス家庭料理

豊富なハーブがあるから”おいしい南仏料理”が生まれる

<ハーブでおいしく>

プロヴァンスの人々にとって、ハーブは生活に欠かせない必需品。

料理、薬用、美容、生活用品として、あらゆる場でハーブが使われています。

南仏のどの家庭にもあるのが、ハーブ・ド・プロヴァンス。

タイム、ローリエ、バジル、セージ、パセリ、ローズマリー、オレガノなどプロヴァンスでとれるハーブをまぜ合わせたもの。南仏料理の基本調味料といってもいいほどよく使われます。

また、ブーケガルニ(香草の束)は、ローリエ、パセリ、タイム、セロリ、ローズマリーなどを生または乾燥させて束ねたもので、煮込み料理に欠かせません。

ほんの少量でも料理の味をぐんとアップさせるハーブの力は、ほんとうに偉大です。

<本文より抜粋>

南仏おいしい物語

東京書籍

南仏おいしい物語

南仏の大地と太陽、地中海のきらめき、赤い石のプロヴァンス、ハーブの密生する大平原・・・・・鮮やかな風景が私の心にあふれてくるのでした。そして、パリ時代に出会った人々、修業時代の思い出などが次々とよみがえり、まるでタイムスリップするように、私はノスタルジーの世界に引き込まれていきました。

島 静代

<あとがきより抜粋>

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