Les souvenirs de Shima

島静代の思い出

彼女はまったく”すごいやつ”でした

初秋のさわやかなある日、家族の心配を尻目に、未知への期待をいっぱい秘めてパリへと私は出発した。両親の大きな翼から、がんじがらめの日本という「世間」から離れ、夢と自立への道を探しに・・・・・。
27歳、たった一人の旅立ちだった。

<糖尿病のためのプロヴァンス風低カロリー・レシピ>より抜粋

1969年      フランス料理界の大御所、ジャン・ドラベーヌ氏に師事のため渡仏。パリ市営調理技術学校に入学

パリ市営プロ養成調理師学校修了証書
1970年1月~5月

この後パリ調理師国家試験を受け、実習で日本人として女性として最初に合格。
試験は、鍋が重く調理台や釜戸(ガス台)が高く苦労した。
調理器具のすべては、男性用にできており、非力の私には持ち上がらない。
心配そうに見ていたアシスタントの学生達が手伝ってくれて助かった。
女性にやさしいフランス男性 バンザイ‼

修了証書

1970年      フランス調理師国家試験「C・A・P」に日本人として、また女性として初めて合格。
ドラベーヌ氏がオーナーシェフを務めるミシュラン2つ星のレストラン「ル・カメリヤ」で4年間修業。

フランス料理界の大御所
シェフ ジャン・ドラベーヌのお店
「レストラン ル・カメリア」のパンフレット

ル・カメリアのパンフレットー表面
ル・カメリアのパンフレットー裏面

ルカメリアの絵画
「レストラン ル・カメリア」のメニューブック

フランス料理界の大御所 シェフ ジャン・ドラベーヌのお店
パリ郊外ブージヴァルにあった〝レストラン ル・カメリア″のメニューブック
オペラ椿姫のマルグリットとアルマン
舞踏会のシーンを描いた ジョルジュ・レニヨー作

メニューブック オペラ椿姫のマルグリットとアルマン

1974年      フランス菓子協会会長、ジャン・ミエ氏にデザート菓子を師事。
デザート菓子、アメ細工などを習う。

1975年      帰国。女性シェフ第1号として料理サロンを主宰。
新聞、テレビ、雑誌などで活躍する。
百貨店にデザート菓子の店「パティスリーシマ」を10年間出店

1987年      料理サロン開校、地方講習会に出張など、広く活躍。
六本木にフランス家庭料理「ビストロ・シマ」を開店。

六本木ビストロ・シマ:外観・店内

店内には、パリ中央市場で買った
赤銅鍋や壁掛けワインボトル
が壁に飾られている

六本木ビストロシマ_外観
六本木ビストロシマ_店内

六本木ビストロ・シマ:名刺

フランス料理協会副会長
ジャン・ドラベーヌ氏の
メッセージ入り

六本木ビストロシマ_名刺 表側
六本木ビストロシマ_名刺内側

六本木ビストロ・シマ:メニュー

その日の仕入れで決めた
彼女の絵入りの手書きメニュー

六本木ビストロシマ_メニュー-1
六本木ビストロシマ_メニュー-2

六本木ビストロ・シマ:ダイレクトメール

手書きのダイレクトメール

六本木ビストロシマ_ダイレクトメール
六本木ビストロシマ_ダイレクトメール

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